新築の内祝いのマナー

新築の内祝いを送る際のマナー

一般的に内祝いは新築をお披露目した際に渡すものですが、お披露目会に参加できなかったり、お披露目会の前にお祝いをいただいたりすることもあるでしょう。その場合、内祝いを送ることになります。内祝いを送るタイミングで注意したいのは、あまり遅くならないようにすることです。お祝いをいただいた当日や翌日には、お礼の電話やメールなどをしておきましょう。それから日を空けずにお返しを送るのがマナーです。郵送する際には、メッセージカードなど送り状を添えるのを忘れずに。品物だけを送るのは失礼にあたります。お祝いをいただいたことへの感謝の気持ちをきちんと書いたお礼状を添えて贈りましょう。新築の内祝いにはのしを掛けて送るのがマナーです。紅白蝶結びの水引でのし紙をつけて送ることで、しっかりとお礼の気持ちを伝えることができます。

新築の内祝いに掛けるのしのマナー

内祝いに掛けるのしの紅白蝶結びは、おめでたいことによく使われるものです。水引の蝶結びは何度でも結び直せることから、「何度繰り返してもよいこと」といった意味があり、うれしい出来事に使われるものです。のしの表書きは、水引を挟んで上の部分に「内祝」または「新築内祝」と書き、下の部分に贈り主の名前を書きます。のし紙の掛け方にも注意しましょう。内祝いを包装する方法には、品物を包んでからのしを掛ける「外のし」と、のしを掛けてから包装紙で包む「内のし」があります。新築の内祝いはお祝いに対するお返しなので、控えめな印象を与える「内のし」で送るのが一般的です。「内のし」は配送される際にのしが破けたり、傷ついたりするのを防げるというメリットもあります。